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ダウン症次男の耳穴顕微鏡で覗いたら、外耳道めっちゃ狭。中耳炎リスクを実感

ダウン症の次男(0歳7ヶ月)が何度か中耳炎になっちゃいまして
そろそろ耳垢取りでもと思い受診したところ、耳鼻科医から衝撃のひとこと

耳鼻科医:「ダウン症のある子は中耳炎になりやすいんだよね」

どうやら、耳抜きも苦手な子が多いらしい

ぱんぷぅ

えええ?!
じゃあ、どうしたらいいんですか?

中耳炎になりやすい傾向があるなんて・・・

どうしたら子供の「耳」の健康を守れるのでしょうか

ダウン症のある子が中耳炎になりやすい理由と対策について調べてみました

結論、ダウン症児が特に中耳炎になりやすい理由とは

ダウン症特有の解剖学的理由・免疫機能・鼻咽腔機能が影響することが多いから

つまり、

早期予防と専門医との連携が耳の健康維持に効果的ってこと



中耳炎になりやすい理由を知って、その子にとってのベストを考えていきたいですね

以下、詳しく私の実体験も交えて観察したいポイントや耳鼻科連携についてまとめていきます

タップできる目次

知っておきたいダウン症の子どもの「耳」の解剖学的な特徴

ぱんぷぅ

どうしてダウン症だと中耳炎になりやすいんですか?

耳鼻科医:「耳管が通常よりも狭いから、水やバイ菌が溜まりやすいんだよね」

引用元:illastAC
耳管ってそもそもどこに繋がる?

耳管は、中耳と鼻咽腔(鼻の奥の喉に続く部分)を繋いでいます

医師が極細カメラを入れて鼓膜の状態を診断するんだけど、耳垢が詰まってて鼓膜の状態が確認できない!

ピンチ!!

熱は出てるわ、耳は痛がるわ、鼓膜は確認できないわ・・・焦りましたね。

中耳炎ってありふれすぎてスルーしてたけど中耳の役割ってなに?

中耳の気圧を外部の気圧と均等に保つ役割を果たします。通常は閉じていますが、飲み込んだりあくびをしたりすると開きます。中耳の圧力を調整し、鼓膜が正常に振動させているのです。

ぱんぷぅ

耳抜きって結構重要だね!

子どもの耳垢とり不要論、実際どうなの?

耳あかは耳の健康を保つために必要な自然な分泌物。しかし、過剰な耳あかが耳の不快感や聞こえに影響を与えることもあります

ぱんぷぅ

耳垢は自然に排出されるから無理に取る必要ないって医師の意見もあるよ!

耳垢は異物を捉えて自然に排出される

耳垢には耳の中を保護し、細菌やほこりなどの異物を捕らえて耳道を清潔に保つ役割があります
また、自然に外に排出される仕組みがあるため基本的には特別なケアは不要

しかし、過剰な耳あかが詰まってしまう場合もあります

耳垢が溜まりすぎると?ー子どもだって不快です

耳垢が過剰に溜まると、以下のような症状が現れることがあります

  1. 耳の痛みや不快感
  2. 耳の中がかゆい
  3. 耳鳴り
  4. 聴力の低下
ご参考までに・・・次男の場合

顕微鏡で次男の耳穴を覗かせてもらったんですが、外耳道がそもそもげき狭。。


上の子たちの外耳道はそこまで狭くなかった印象



うちの息子の場合、外耳道狭すぎて自然に出てくる可能性待ってたら中耳炎繰り返しかねないかなと。




耳垢除去剤を使いながら数週かけてじっくり耳垢とりを進めていくことにしました

耳垢取りのメリット

  • 聴力向上:音が伝わりやすくなるため聞こえやすくなります
  • 不快感の軽減:耳垢がガサゴソと不快感があることもあります
  • 鼓膜の状態確認しやすい:中耳炎診断がすぐにつくので治療開始判断が迅速

耳垢取りのデメリット

  • 耳の傷害リスク:耳道や鼓膜を傷つける可能性があります
  • 感染症のリスク:誤った方法で耳垢を取り除くと細菌感染症のリスクがあります
  • 耳垢の逆効果:過度に耳垢を取り除こうとすると、耳垢が逆に奥に押し込まれ詰まりを悪化させることがあります
ぱんぷぅ

当然ながら専門医が最新機器を駆使したとて100%安全と言いきれない!

まだ赤ちゃんだったら特に自分の意思表示が明確にできませんよね

子どものための最善を自分の目で確認して考えて決めていくこと

勇気がいることだけど親の自分がやっていくしかないですもんね

シナジスも打ってるけど、免疫系の弱さはやっぱり心配なダウン症

一般的にダウン症があると、免疫系が弱いため感染症に対する抵抗力が低くなると。

そう説明されてはじまったシナジス注射は結構な衝撃でした



細菌やウイルスによる感染が起こりやすく、おのずと中耳炎の発生リスクも高まります

予防、日々の観察に注力してまいります!!

ぱんぷぅ

通常予防接種に加えてシナジス注射も頑張ってるもんね。えらい!

ダウン症あるある:時折、鼻のどあたりがゴロゴロ・グルグルしがち

鼻咽腔の筋肉や構造が耳管の機能に影響を与えます。

これはダウン症あるあるだと思うんですが生まれてから何かと鼻のどゴロゴロしています

過去心配で頭の位置を変えてみたり、横向きにしたり肩枕を入れてみたり色々試しましたね〜



頻繁な鼻づまりや鼻呼吸のしづらさ中耳の換気を妨げ、中耳炎リスクを高めます

昔、病院の集中治療室で勤務していた頃、人工呼吸器を管理確認していた時のこと。


人工鼻(じんこうばな・じんこうび)」っていう加湿や加温のための道具があるんですが

引用元:illustAC 人工鼻



人工呼吸器に装着して定期的にメンテナンスするんです
分泌物で詰まりはないかとか、汚れて塞がってないかとか

さすが顔の真ん中についてるだけあって
鼻の機能ってすごく重要なんだなーって実感したんですよね

外気が寒くても暑くても体内に取り込む際に瞬時に適温調整

超、優秀!

鼻様さま!!



ってエピソードを思い出しまして


人工鼻がやるみたいに
あらかじめ環境面を整えてあげるとずいぶん呼吸しやすくなるんじゃないかって

室温や外気をちょうどいいように配慮するだけで鼻のどゴロゴロはめっきり聞かなくなりました

まとめ:ダウン症のある子どもが特に中耳炎になりやすい理由は解剖・免疫・鼻咽腔機能に集約される。早期予防や専門医との連携で「耳」の健康を守っていこう

ダウン症の子が中耳炎になりやすい理由

  1. 解剖学的に耳管が短く傾斜が浅い場合があり、鼻水や痰が中耳にたまりやすい
  2. 生まれつき免疫力が弱く感染症に罹りやすい
  3. 鼻や喉の構造や周辺の筋肉の影響で中耳の換気がしづらく炎症を起こしやすい

以上、3つの理由に集約されます。

予防策としては

  1. 鼻水取りをこまめにする
  2. 室温や湿度を適切に保ち、鼻水が出づらい環境を整える
  3. 感染兆候出現時の早期受診
  4. 必要時耳垢の溜まり具合を耳鼻科医に相談し摘出する

子ども全般中耳炎によく罹りますが、ダウン症の子は特に注意・観察が必要ですね

ぱんぷぅ

入念に日々のケアを継続してまいます

早期発見・早期対処で子どもの「耳」の健康を守っていきましょー!

ではまた♡

\ 読んで頂きありがとうございました!/

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この記事を書いた人

3児ワーママ、長男・長女・次男と夫と5人暮らし。
次男にダウン症があったことがきっかけでブログを始めました。
「家族の時間を大切にしたい」思いで日々の学びやお役立ち情報などなどゆるーく発信中!

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