ダウン症のある俳優、吉田葵さんが弟役 ‘草太’ を演じていることがきっかけで知ったNHKドラマ通称かぞかぞ。
ドラマ好き界隈でもおもしろいと話題の「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
今回は岸田奈美さんの原作本読了レビュー、グッときたポイントを紹介します
以下、本の内容のネタバレを含みます
- きょうだいには多大なる愛を惜しみなく言動で示していこう
- おもしろネタが散在していて脳内イメージフル稼働
- 忘れるからこそ愛を記す。こんな宝物みたいなの、覗いちゃっていいの?
「きょうだい同士で親の愛を競い合うあるある」が、愛おしく切ない
ダウン症のある弟がいること
きょうだいがどんな気持ちでダウン症のある弟を認識するのか、親に対してどんな気持ちでいるかが気になっていました
子育て真っ最中の身としては長男も長女も次男もみーーーんな愛おしい
それぞれにどんだけ大好きなのかわからせたい訳です
大切な人に大切だよってきちんと伝えること!しつこいくらいで丁度いい
ハイセンスユーモアにツッコミきれず悔やまれる
わかる人だけついて来いと言わんばかりの小ネタが随所に散りばめられています
序盤からもうお腹いっぱいってくらい岸田節炸裂☆
時事ネタやゴシップに無頓着なので知らない話題もあったので面白さの取りこぼしが悔やまれます
テンポが良くってリズミカルなので一気に読破しちゃいました
読了後の心地よい脳疲労、共感できる方おりますでしょうか
「忘れるという才能ゆえの書くという選択」は愛する人を大切にして生きる人生
人間は忘れる生き物だと常々思っています
- 忘れるからこそ、後から思い出せるようにメモっておく
- 愛しているからこそ、記憶を記録しておきたい
- その時代の空気感が一緒に蘇ってきそうでワクワクしそう
ブログ継続のモチベーションに似てる!
父の死、母の卒倒から下半身不随にて絶望、解決方法は時間をかけて忘れること
絶望は時間が解決してくれる
ゆっくり時間をかけて忘れること
絶望からの復帰はやはり、時間をかけて忘れていくことが一番ラクなんだろうなと。
将来に希望が持てない
先行きだって不安
今、何をすれば良いのか途方に暮れる
私の絶望はこんな感じだったろうか
「時間」って雄大!
懐深いわぁ〜
まとめ:愛に正直に、おもしろおかしく生きていきたい
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は愛に溢れたとってもユーモラスな作品でした
原作・ドラマ共に面白いので障害に関わる人以外にも万人に広めたい!
一度きりの人生、おもしろがったもん勝ちですね
ドラマの方のレビューも近日中に書きたいな
ではまた♡
\ 読んで頂きありがとうございました!/
弟繋がりで「弟は僕のヒーロー」、愛する人々と葛藤が丁寧に描かれた19歳の青年のエッセイ、こちらもオススメです♪
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