ダウン症のこどもの椅子、何がいいんだろう。
腰座りがゆっくりなダウン症の子にあった椅子を選び方は?
ダウン症の子にはどんな椅子がいいのだろうと悩んでいませんか?
ダウン症のある子どもの特徴をふまえ、その子にあった椅子選びをしたいですよね。
発達状況に合った椅子を使うことで筋力の発達を促し、正しい姿勢を体に覚えさせていくことができます。
さらに、安定感のある椅子であれば食事に専念しやすい環境を整えてあげられますよね。
看護師歴15年。父の介護のため、独学でケアマネ資格を取得。訪問看護ステーション・ホスピス、コールセンターナースなど多様な働き方を経験。現在、生活習慣病予防に携わる保健師として従事。2023年10月、3人目出産。産まれた次男はダウン症でした。日々、ダウン症に関することを調べたり、普段の育児で役立ったことを発信中。
我が家では生後5ヶ月くらい理学療法士推薦でASSIST社の【シュクレN】を使っていました。
今回の記事では、さまざまな離乳食用椅子からシュクレNを選んだ経験からダウン症児にあった椅子の選びのポイントを紹介します。
ぜひ、ダウン症のお子さんに合ったファースト椅子を見つける参考にしてくださいね。
- 安全でお手入れしやすく成長に合わせてサイズ調整できる
- 背もたれと座面のサポートが充分である
- 補助クッションやベビーセットなどがあり姿勢維持がしやすい
サポート力の高い椅子はズバリシュクレNとトリトラ!
子どもの椅子選びの基本ポイント
ダウン症に限らず、子ども用離乳食の椅子選びで押さえておきたいポイントは以下の3つです。
安全性と安定性の確認が最優先
子どもの椅子選びで何よりも優先したいのが安全で安定しているかどうかではないでしょうか。
安定性や安全性はどこでチェックする?
- 椅子の接地面が広く安定している
- ベルトやハーネスのサイズ調整で姿勢保持がしやすい
- 体を支える座面が広くズレにくい
フニャっと椅子からずり落ちないように要チェック!
掃除や洗濯しやすさは要確認
離乳食用の椅子として使うので汚れます。
咀嚼や飲み込みがゆっくりなので「ぶぶぶ」っと吐き出したり、むせたりするので必ず汚れます。
掃除・洗濯もしやすいシンプルな作りの椅子は後片付けも楽ちん。
首すわり後から徐々に椅子に慣れていただくべく!レッツ、トライ!!
朝のバタバタした時間でも余裕をもって食べさせられます。
ダウン症で低緊張のため嚥下や咀嚼の発達もゆっくりペース。
シュクレNを導入してから食べることに時間をに使えるようになりました。
結構、安定した食べやすい姿勢をセッティングする方に時間がかかっちゃってたんですよね。
飲み込みや咀嚼は丁寧に安全に進めたい。
成長に合わせてサイズ調節可能か
ダウン症の子どもは比較的成長発達がゆっくりと言われています。
その子のペースで着実に成長していますが、離乳食期間も比較的長めになることも。
シュクレNは高さや角度調整ができたり、ハーネスやベルト調整がしやすいのも魅力。
首すわり後から徐々に慣らしていきました。
ダウン症児特有のニーズに対応した椅子の選び方
- 筋肉の程緊張のためサポート力の高い椅子で安定感を重視したい
- 体力を消耗/疲れやすいので補助クッションや姿勢保持グッズを活用して食べることに集中したい
シュクレNならダウン症児の低緊張と腰座りをしっかりカバー!
- 背もたれと座面のサポートが十分か
- 足が浮いていないか
- 補助クッションや姿勢保持グッズが活用できるか
背もたれと座面のサポートの充実
シュクレNを使ってみて驚いたのが「フィット感」。
ダウン症児特有の低緊張によるバランス調整の困難さをカバーしてくれます。
足が浮かないから安心&安定
足が浮かず、足周りもサポートされていると低月齢でも安定して座れます。
椅子に座るのが不慣れな赤ちゃんでも安心して座り始めの練習ができますよ。
我が子、初めてシュクレNに座った時、慣れないので泣くかと思いましたが・・・
なんでもない様子でした笑
至って、普通
むしろ座り慣れてるの?って感じ。
(本人のキャラもあるのかも)
腰すわりがゆっくりな子のための工夫
うちの息子は腰回りの筋肉の発達がゆっくりめ。
なので体幹保持が苦手で
生後9ヶ月でまだ腰座りぐらぐーら
座位保持するにも疲れちゃうんだろうな
できるだけ、食べることに専念できる環境を整えてあげたいですよね。
初期から使えばよかった補助クッション
クッションやタオルなどで姿勢調整
シュクレNの場合は、有料オプションのフロントクッション(上記)かアームクッションのレンタルをつけると格段に姿勢が安定します。
正直、初めから使っておけばよかったと後悔・・・!
補助具を使っても隙間が気になるようなら薄いタオルを挟むのもいいですよ。
ベルトのみだと前傾姿勢になることも。フロントクッション導入後、見事に改善したよ。
ダウン症児におすすめの離乳食用椅子の紹介
ローチェア シュクレN | トリップトラップ | ハイチェア
---|---|
無料お試し期間あり サブスク利用・解約料なしでコスパ良し サポート力が高いから離乳食デビューにも安心安全 有料オプション補助クッションで無駄な隙間を作らない | 値が張るが長期間使える※下記Amazon購入で7年保証付 有料付属品の赤ちゃんセットで体幹を手厚くサポート リビングに馴染むデザインだから家族一緒に食べられる |
購入後登録7年保証付が狙い目
ローチェアならシュクレNが快適
シュクレNは、看護師さんたちの声から生まれた、赤ちゃんから使えるクッション座いす。
引用元:シュクレN公式サイト:アシスト
姿勢保持理論に基づき身体をサポートすることで、体幹が安定し手足が動かしやすくなります。
手足が動かしやすくなると、できることが増えコミュニケーションが豊かになります。
使用感としてはとても良いです。
サブスクなので成長に合わせてサイズアップも可能
月々3,280円税込〜
2週間無料トライアル期間もあるから実際に座らせてみると、かなりのサポート力とフィット感に驚きます。
弱点を挙げるなら、テーブルで家族で食事をしている場合は目線が合いづらく一緒に食卓を囲むと言う食体験がしづらいことでしょうか。
離乳食デビューで「安全に食べる」という点で選ぶなら最適の椅子ですよ。
ハイチェアならSTOKKEトリップトラップ
ハイチェアを選ぶなら、ダウン症児ママさんから教えていただいたSTOKKEトリップトラップ。
通称トリトラが機能面だけでなくデザイン的にも抜きん出ています。
先輩ダウン症児ママさん曰く、
トリトラは療育のOT、作業療法士さん推しで購入
赤ちゃんから小学校低学年まで現役でバリバリ使ってる
おすすめの理由は「ベビーセットの形がダントツで良い」
胸と背中が十分サポートされているし
デザインもおしゃれでカラーバリエーションも豊富
家族みんなで過ごすリビングにもよく馴染みます
壊れにくいなら高いコストでもまぁいいかなーって感じ
頻繁に買い替えるものでもないし、高いものほど早く買えば長く使えて元がとれます
まとめ:ダウン症児に適した離乳食用椅子の選び方
ダウン症児にあった離乳食椅子選びのポイントは以下の3つです。
- 安全でお手入れしやすく成長に合わせてサイズ調整できる
- 背もたれと座面のサポートが充分である
- 補助クッションやベビーセットなどがあり姿勢維持がしやすい
ローチェアはアシスト社のシュクレN、ハイチェアならSTOKKEトリップトラップが機能的に抜群!
体にあった椅子を選ぶことで食べる経験を楽しいものにしていきたいですよね。
サポート力高めの椅子を選んで楽しく離乳食を進めていきましょうーっ!
ではまた♡
\ 読んで頂きありがとうございました!/
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