ダウン症赤ちゃんのシナジス注射、月1接種でRSウィルスから守っていこう

2024-03-20

ダウン症診断を受けてから1ヶ月、「シナジス注射」の接種が始まりました
RSウィルスといういわゆる風邪のウィルスの一種ですが罹患すると重症化リスクが高いそうなんです

今回は「ダウン症あかちゃんをRSウィルスから守る月１回のシナジス注射」について理解を深めるべく小児科からもらった「シナジス手帳」を熟読しました

シナジス手帳は監修：楠田　聡先生　東京女子医科大学母子総合医療センター教授、提供：アッヴィ合同会社　制作：リノ・メディカル株式会社が制作に関わっています

タップできる目次

そもそもRSウィルスってなんなの？

RSウィルスとは乳幼児の呼吸器感染症の重要な原因ウィルス

予定日より早く生まれた赤ちゃん（早産児）、生まれつき呼吸器や心臓に病気を持っている赤ちゃん、あるいは免疫不全を伴う赤ちゃんやダウン症候群の赤ちゃんが感染すると、重症化することが多いので注意が必要です。1年を通じて感染がみられますが、特に秋から春頃に流行します。
引用元：これからシナジス注射をするお子さんを持ちの親御さんへ「シナジス手帳」

ぱんぷぅ

ダウン症の赤ちゃん以外でも早産だったり、生まれつき呼吸器疾患や心疾患、免疫不全のある赤ちゃんも対象なんだね

うちの子RSウィルスに感染した?! 呼吸器関連症状に注意しよう

うちは兄と姉が保育園に行っているのもあるのか、ほぼ誰かしら風邪ひいてます

年中通して、鼻水たらしてない日のほうが少ないんじゃないか？ってくらい笑

RSウィルス感染症は、“かぜ”のような症状で始まりますが、急激に悪化し、細気管支や肺炎になることもあります。さらに、ウィルスが肺の奥に入り込み、重症化すると、呼吸困難がみられることもあります。

潜伏期間：４〜５日

上気道炎：鼻みず、せき（おう吐を伴うこともある）、のどの痛みや腫れ、発熱

下気道炎：呼吸が浅く、呼吸数が増える、呼吸がゼイゼイする、鼻で息をするようになる、哺乳ができなくなる　など

引用元：これからシナジス注射をするお子さんを持ちの親御さんへ「シナジス手帳」

ぱんぷぅ

鼻水や咳、発熱なんかは目に見えるわかりやすい症状だから早めにかかりつけに受診してます。早期発見・早期治療で重症化を予防したい！

そもそもシナジスって何？どれくらい打てばいい？費用はいくらかかる？

「シナジス」ってどんな薬なの？　RSウィルス感染の重症化を抑制します

製品名：シナジス筋注液50mg・シナジス筋注液100mg
一般名：パリビズマブ（遺伝子組換え）

作用とはたらき

人は、身体にウィルスなどの異物が侵入してきたときに、それを攻撃し自分の身体を守る“免疫システム”を持っています。その中心的役割を担っているのが“抗体”です。”抗体”は、異物（抗体に対してウイルスや細菌などを抗原という）が侵入してきたときに体内でつくられるたんぱく質で、ウイルスに結びつき、ウイルスが体内で増殖するのを防ぐ働きをします。

乳幼児は免疫システムが未発達なので“抗体”を作る力が弱い

早産児はお母さんから受け取る“抗体”の量が少ない
→シナジス注射で免疫をサポート、RSウイルス感染症の重症化を抑制

「シナジス」は、RSウイルス感染による呼吸器感染症の重症化を抑制するための注射薬で、すでに世界各国で使用され、日本においても10年以上の使用実績があります
引用元：これからシナジス注射をするお子さんを持ちの親御さんへ「シナジス手帳」

ぱんぷぅ

抗体（シナジス）が侵入してきた抗原（RSウィルス）を取り込んで、体内で増殖するのを防ぐんだね。非常時に常に控えて赤ちゃん守るシナジス抗体、ありがとう！

シナジス注射はいつからどれくらい打つの？ 1ヶ月ごと、主治医から指示あります

RSウイルスの流行期間、月１回の注射を継続して行います

１回目の注射は、流行開始前に受けると効果的

注射の効果は、約1ヶ月間持続します。RSウイルス流行期間中は月１回の注射を継続して行い、その効果を維持するようにします。

ぱんぷぅ

通常の予防接種スケジュールに加えて、シナジス注射1ヶ月ごと！
通常の予防接種とシナジス注射スケジュールは調整・変更する必要あるのかなぁ？

他のワクチンの接種スケジュールを変更する必要はありません。

通常の小児予防接種ワクチンやインフルエンザワクチンを同じ時期に受ける場合、それらの摂取スケジュールを変更する必要はありません。また、ワクチンとの併用により副作用の発生が上昇するとの報告はありません。
引用元：これからシナジス注射をするお子さんを持ちの親御さんへ「シナジス手帳」

シナジス注射はお金かかる？多くの場合自治体から助成あるのでご安心を

乳児医療費助成制度により助成される場合がほとんどです

シナジスは、ほかの予防接種と違って、健康保険の適用を受けているため、自己負担額は、乳児医療助成制度により助成される場合がほとんどです。ただし、保護者の所得額によっては、助成されないこともありますので、詳細は各自治体所定の窓口などへお尋ねください。

「乳幼児医療費助成制度」ってなに？

乳児医療費助成制度とは、自治体が行なっている子育て支援サービスの一つで、乳幼児が病気などで保険診療を受けたときに支払った医療費の自己負担額を自治体が援助するものです。

自治体により、少しずつ内容が異なりますで、詳細についてはからなずお住まいの自治体にお問合せください。
引用元：これからシナジス注射をするお子さんを持ちの親御さんへ「シナジス手帳」

ぱんぷぅ

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